スキル改定後の環境考察

6/18-6/20に大幅なスキル内容の修正が入り、

それに伴い、各環境デッキで使用されていたスキルが使用できなくなりました。

また、今後6/26には大幅なレギュレーション内容の修正、

新キャラクターの登場、

ランクマッチのLP5000が引き続き行われるのか、

環境を動かす出来事が連続して起こりますが、

それらについては後日別の記事で考察して行きます。

今回の記事ではスキルについて

今後利用されるであろうスキル、利用価値の高いスキル、について考えて見ます。

主なスキル下方修正

リスタートや根性をはじめとした、

WCSでの採用率が高かったスキルが軒並み大きな下方修正を受ける形になりました。

この項目では、下方修正を受けた内容と、今後のそのスキルの利用可能性について考察します。

バランス

修正前 自分の初期手札が、デッキ内のバランスに応じたものになる。
修正後 モンスター・魔法・罠がそれぞれ6枚以上入っていないと適用されない。

デッキ内のモンスター・魔法・罠の枚数に制限がかかりました。

スキルを使用するためにデッキ内容を調整する必要があり、

あまり前向きには採用できない形になりました。

スキルを使用できるデッキに制限がかかった、と考えても良いかもしれません。

しかし、”6枚”という枚数は3枚ずつ積めば2種類で満たせる枚数のため、

2種類のうちどちらが手札に来ても良い(なおかつ、できれば来て欲しい)

構築を目指せば、安定した動きを求めるスキルとして十分機能するでしょう。

また、デッキ枚数を多少カサ増しし、バランスを調整することも必要となるかもしれません。

スキル:バランスを使うためにカードを増やしてデッキがぐちゃぐちゃに・・

と本末転倒にならないように注意しましょう(^_^;)

リスタート

修正前 初期手札の配布後に1度だけ使用できる。
初期手札を公開してから引きなおす。
修正後 このスキルを使用した場合、自分は次の通常ドローができない。

バランスと同様に、こちらも様々なデッキで利用された汎用性の高いスキルでしたが、

デメリットが付随し、大幅な下方修正となりました。

表記されていませんが、

修正前のスキルを使用した場合、手札を公開しなければならないデメリットはなくなっています。

しかし、やはりワンドローロックは大きなディスアドバンテージとなるため、積極的には採用できません。

30枚魔導デッキの初手の隣の芝刈りや、アマゾネスデッキの初手のアマゾネスの王女のような、

初動に大きく依存し、初動次第では ドローロックを無視するほどのアドバンテージを得ることができるデッキでは、 利用価値がまだまだあると言えます。

また、デメリットはスキルを使用しなければ発生しないため、 他に使用するスキルが全く思い当たらない場合は事故回避のために採用することも考えられるでしょう。

ただし、リスタートをする・しないの基準は今までよりも非常に厳しくなります。

根性

修正前 このスキルは自分のターン開始時毎に、確率で判定が行われる。次の相手ターン終了時まで自分のライフポイントは1未満にならない。
修正後 ライフポイントが4000以上で開始したターン、自分のライフポイントは1度だけ1未満にならない。このスキルはデュエル中に1度しか適用されない。

D-HEROデッキを筆頭に、

防御をスキルに任せたワンターンキル特化デッキで猛威を振るったデッキです。

また、環境によっては相手のワンターンキルの対抗するために採用されることもありました。

修正後の表記上、スキルを発動させてからさらに同一ターン内での追撃でライフを削りきることが可能なため、 大幅な下方修正となりました

現環境では、今後利用されることはほとんどなくなると考えて良いでしょう。

行け!おジャマ、ディスティニー・ドロー、増刷

行け!おジャマ

修正前 自分のライフポイントが1800減る毎に使用できる。相手フィールドに「おジャマトークン」を1体守備表示で出す。

ディスティニー・ドロー

修正前 自分のライフポイントが2000減るごとに使用できる。ドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに、任意のカードをドローする

増刷

修正前 自分のライフポイントが2000減る毎に使用できる。自分のドローフェイズ時に通常のドローで引いたカード1枚を2枚に複製する。

以上3スキル

修正後 このスキルはデュエル中1度しか使用できない。

いわゆる害悪御三家の3スキルたちも、

ライフポイントを回復し続けてスキルを乱発するような動きができなくなりました。

黄金の天道虫の登場以来、

回復型のロックデッキは スキルとの相性も相まって猛威をふるい続けて来ましたが、

ここで一旦足止めという形になりそうです。

今後は回復に特化させない、終わらない罠地獄などを利用した、

ロックデッキが主流になると予想されます。(別項で記載)

ディスティー・ドローに関しては

相手のデッキによってキーカードをサーチすることができるため、

今後はメタビートのような構築で利用されることが主となるでしょう。

(ようやく主人公らしい本来の形に戻りましたね。笑)

主な上方修正スキル

次に、上方修正を受けたスキルを見ていきます。

大きな上方修正はありませんが、使い辛さから陽の目を見ていなかったスキルが利用しやすい形となりました。

墓所封印

修正前 次の相手ターン終了時までお互いに墓地からモンスターを特殊召喚できない。このスキルはデュエル中に1度しか使用できない。
修正後 特殊召喚だけではなく、墓地のカードを除外できないように修正

魔導デッキのゲーテに対応できるようになりました。

スキルの効果は相手ターンを含めて2ターン分しかありませんが、

ゲーテは1ターンに1度しか発動できないため、大幅な遅れを取ることとなります。

自分が展開力のあるデッキを使用している場合は、

このスキルだけで魔導デッキを完封してしまえるほどのパワーがありますが、

それ以外の環境デッキに対しては現状ではほとんど意味をなさず、(デーモンくらいでしょうか)

魔導デッキが天敵となるデッキに、対策として採用される可能性があります。

這いよるゾンビ軍団

修正前 1ターンに1度、自分のライフポイントが2000減る毎に使用できる。相手ターン終了時まで、お互いのフィールド・墓地のモンスターは全てアンデット族になる
修正後 ライフ2000減る毎に→ライフ1000減る毎に

こちらも魔導デッキへのメタスキルとなりますが、

ライフ制限がある分、やや使いやすさでは劣ります。

しかし、今後レッドアイズ・スピリッツの規制が緩和されることにより、

その他のデッキに対峙した際も真紅眼デッキであれば腐らないため、採用が期待できます。

また、聖騎士デッキもこのスキルだけで完封できてしまう点も優れています。

ドラゴニック・フュージョン

修正前 デュエル開始時に自分のデッキの「龍の鏡」を追加してシャッフルする。さらに、自分のエクストラデッキに「F・G・D」が追加される。
修正後 さらに、自分のライフポイントが1800減った後に1度だけ使用できる。ドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに、「龍の鏡」をドローする。

「龍の鏡」自体が墓地からの融合が可能なパワーカードであることと、

今後レッドアイズ・スピリッツが規制緩和されること、

真紅眼の黒刃竜新パックで実装された空刃団に対して強気に出られることから、

今後真紅眼の黒刃竜デッキで採用される可能性があります。

龍の鏡/通常魔法
(1):自分のフィールド・墓地から、
ドラゴン族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

真紅眼の黒刃竜/融合・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
「真紅眼の黒竜」+戦士族モンスター
(1):「レッドアイズ」モンスターの攻撃宣言時に
自分の墓地の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを攻撃力200アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):自分フィールドのカードを対象とするカードの効果が発動した時、
自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードに装備されていたモンスターを自分の墓地から可能な限り特殊召喚する。

今後採用率が高くなるスキル

以上のようなスキル修正を踏まえて、今後採用率が高くなるであろうスキルを考察します。

リスタート

前項でも触れましたが、下方修正された後も、

元々のパワーが高いデッキで採用される可能性があります。

今までとは異なり、基本的にはリスタートをしない動きとなり、最悪の事態を避けるスキルとして働いてくれます。

また、ゲーム開始時に相手のデッキを読み、”このカードを引けていないと勝てない”などの状況判断は今まで以上に重要となります。

終わらない罠地獄・悪夢のショー

スキル:終わらない罠地獄(リシド)
自分の墓地に罠カードが3枚以上ある場合に使用できる。自分の墓地にある罠カードをランダムで1枚手札に加え、残りの罠カードをすべてデッキに戻す。このスキルはデュエル中に1度しか使用できない。

スキル:悪夢のショー(パンドラ)
自分の墓地に魔法カードが3枚以上ある場合に使用できる。自分の墓地にある魔法カードをランダムで1枚手札に加え、残りの魔法カードをすべてデッキに戻す。このスキルはデュエル中に1度しか使用できない。

単純に1枚のカードアドバンテージを得るため、優秀なスキルです。

墓地に魔法・または罠カードが落ちやすいデッキが望ましいでしょう。

特に、罠戦術の使い手ロック害悪デッキのお供になると予想されます。

スリカエ

スキル:スリカエ(キース)
自分のライフポイントが1000減るごとに使用できる。自分は手札を1枚デッキに戻し1枚ドローする。このスキルはターン中に1度、かつデュエル中に2度しか使用できない。

現環境ではコズミック・サイクロンが機能しやすいため、

相性の良い汎用スキルとしてスリカエが挙げられます。

コズミック・サイクロンを3枚忍ばせたD-HEROデッキなどで採用が検討されます。

絆の力・粉砕

スキル:絆の力(表遊戯・十代)
ターン終了時まで、自分フィールド上の表側表示モンスター全ての攻撃力を自分フィールド上のモンスターの数×100ポイントアップする。このスキルは1ターンに1度しか使用できない。

スキル:粉砕(海馬・クロノス)
このターン中、自分フィールド上の表側表示モンスター全ての攻撃力を自分フィールド上のレベル5以上のモンスター数x300ポイントアップする。このスキルは1ターンに1度しか使用できない。

いずれも、ミラーマッチにおいてパワーで押し勝つことができる優秀なスキルです。

ミラーマッチで有利を取りながら、

打点アップは決して腐らないため、汎用性が高い。

フライング寄生

スキル:フライング寄生(インセクター羽蛾)
初期手札配布後に「寄生虫パラサイド」を1枚または2枚寄生させる

這いよるゾンビ軍団や、墓所封印と比較するとやや遅いですが、

こちらも魔導デッキ聖騎士デッキへのメタスキルとして機能します。

その他のデッキと対峙した際も腐らず、

運が良ければ相手のドローを防ぎながら1000ダメージを与えることができる可能性があるスキルです。

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